1.板厚段差を考慮して設計を行いたい
- 板厚が異なる箇所を別々の板として作成することで、異なる板厚の組み合わせが可能です。
- オフセット(板中心軸のズレ)を考慮でき、計算条件の指定により上面・下面に揃えることも可能です。
2.特殊な形状の板を検討したい
- マウス入力による形状作成が可能なため、特殊な形状、境界条件でもスムーズに入力できます。
- 自動メッシュ分割機能により、どのような形状でも簡単にメッシュ分割が行えます。 また、開口があればこれを考慮してメッシュ分割を行います。
- 板と同様に配置するだけで、簡単に開口を作成することができます。
3.ボイドスラブの設計を行いたい
- 計算条件で等方性、直交異方性が切り替えできます。直交異方性を考慮した設計の場合、板断面性能をI,A,Bで入力することができ、これによりボイドスラブをモデル化することができます。
- 円形、長方形、格子形のボイドについて自動計算機能を用意しています。
4.耐震壁の検討を行いたい
- 荷重、拘束条件ともに全方向に入力ができますので、耐震壁のような面内変形モデルも扱うことができます。
- コンタ図、主応力図によりさまざまな応力、変形状態が視覚的に確認できます。
5.マットスラブやベタ基礎の検討を行いたい
- 基礎を板として入力し、柱からの伝達力を外力として入力することで検討を行うことができます。
- 拘束条件で線拘束、面拘束の入力ができますので分布バネを線上、面上に配置することができます。
6.スラブの振動性能を検証したい
固有値解析では、有効質量や固有周期を求めることができます。これらの結果を用いて、スラブ振動性能を検証することが可能です。