1.解析モデルは立体弾塑性解析
安全限界時(損傷限界時は指定による)の検討は、立体弾塑性解析により行います。加力方向が任意に設定でき、偏心の影響による床の回転を考慮します。
2.RC部材の変形能の確認
RC部材の変形能の確認は、「2001年版限界耐力計算法の計算例とその解説」のように解析結果の部材変形角を使う方法と、「RC造建物の靭性保証型耐震設計指針・同解説」の例題のように諸々の条件により工学的に判断した部材変形角を使う方法を選択することができます。
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3.真の応答値の算定
変形を含めた応答値を把握することで、弾塑性の挙動まで考慮した性能を評価することができます。
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