『SS7』の機能を外部から実行するオプションソフトウェア
Super Build®/SS7 Op.コマンド実行
1.『Op.コマンド実行』でできること
構造計算の最適化に利用する
- 市販の最適化ツールと連携させて、入力の更新と計算、出力を繰り返す以下のようなシステムを構築する際、『Op.コマンド実行』により入力CSVファイルから『SS7』データの作成、計算、結果CSVファイルの出力までを自動化できます。(下図の青枠)

複数のモデルデータを連続で解析する
- 複数の『SS7』の物件データを連続して解析したり、計算時間を費やす大規模な物件データを夜間にまとめて解析したりする場合などに有効です。同一フォルダに含まれるデータをすべて連続で解析することも可能です。

2.特長
- 『Op.コマンド実行』は、コマンドファイルにより外部から『SS7』の主な機能を実行する『SS7 Premium』の標準機能です。
- 『Op.コマンド実行』のライセンスを取得する必要はありません。
- 『SS7』の主な機能であるデータ生成、計算、出力や、CSVファイルのインポート、エクスポートが可能です。
- 複数のデータを機械的に処理する場合や何度も繰り返す作業を自動化することができます。
- 構造計算の最適化や自動化における解析エンジンとして『SS7』を利用することが可能です。
- コマンドファイルはテキスト形式のファイルであるため、メモ帳などで作成できます。
- 実行したい複数の機能を、1つのコマンドファイルに記述することができます。
- 『SS7』本体は起動しないため※、より高速に処理できます。
- コマンドファイルでは、相対パスを扱えます。
- ※『SS7 Premium』のライセンスは必要です。
3.主なコマンド
『Op.コマンド実行』を使って実行できる『SS7』の主な機能です。
コマンド名 | 動作内容 |
---|---|
Restore | 計算結果データから入力データを復元する |
DeleteResult | 結果データを削除する |
Calculate | 解析を実行する |
CreateDocument | 計算書を出力する |
ExportInputCsv | 入力CSVファイルをエクスポートする |
ExportResultCsv | 結果CSVファイルをエクスポートする |
ExportCad7 | .cad7ファイルをエクスポートする |
LinkSS3 | 『SS3』のデータから『SS7』のデータを作成する |
CreateDataCsv | 入力CSVファイルから『SS7』のデータを作成する |
