構造設計の多様性を実現する新しい一貫構造計算ソフトウェア
Super Build®/SS7 Premium

構造設計の多様性を実現する
新しい一貫構造計算ソフトウェア

『Super Build®/SS7 Premium』(以下、『SS7 Premium』)は、構造設計の多様性を取り込んだ一貫構造計算ソフトウェアです。
リアルを追求する構造設計の要望に対して『SS7』をさらに進化させることで、構造設計業務の未来を支えていきます。

実例画像

『SS7 Premium』の機能

『SS7 Premium』では、以下の機能が使用できます。より効率的に設計業務を行いたい場合や、より詳細な構造計算が求められた場合には、Premium機能をぜひご利用ください。

300スパン

  • スパン数の上限を、99スパンから300スパンに拡張します。
  • 99スパンを超える大規模建物でも、1つの物件データで設計可能です。
  • 小梁、間柱、ラチス梁、方杖のモデル化にも有効に利用できます。
300スパン画像

施工手順解析

  • 長期(G+P)の応力解析において、施工手順に沿った応力解析ができます。
  • 地下階において、順打工法か逆打工法の選択ができます。
  • 構真柱について、全断面か内蔵鉄骨のみ(SRC柱)かを選択できます。
施工手順解析

初期張力・温度応力

  • 長期(G+P)の応力解析において、初期張力・温度応力を考慮することができます。
  • 初期張力は鉛直ブレース、水平ブレースに対して指定可能で、部材の材端に張力を考慮します。
  • 温度応力は柱、大梁、鉛直ブレース、水平ブレースに対して指定可能で、温度応力による軸力、曲げを考慮します(曲げは柱、大梁のみ)。
初期張力・温度応力

固有値解析

  • 別途計算機能として固有値解析を行うことができます。
  • 固有値解析手法として、ハウスホルダー法、ヤコビ法を扱います。解析モデルは応力解析と同じ構造要素から構成します。
  • 固有値解析により得られた固有周期と刺激関数を用いて、SRSS法によりAi分布の精算値の算出を行います。
  • 部材レベルの固有値解析を行うことで、一次設計・二次設計では顕在化しなかった建物のねじれ具合が確認できます。

MSモデル

  • 弾塑性解析における応力解析モデルをマルチスプリングモデル(MSモデル)で解析できます。
  • 柱と耐震壁をMSモデルにできます。
  • 部材断面を自動で要素分割し、材料特性に応じた軸バネを設定します。
  • 軸バネごとに降伏判定を行い、剛性低下を考慮した解析を行います。
MSモデル画像

P-Δ効果

  • P-Δ効果を考慮した弾塑性解析を行うことができます。
  • 軸力を負担する部材(柱、梁、耐震壁、鉛直ブレース、水平ブレース、床版置換ブレース)にP-Δ効果を考慮します。
  • 計算方法は、“部材剛性に幾何剛性を考慮する”、“層せん断力のみ低下させる”のどちらかを選択できます。
  • Q-δ図では、指定により付加せん断力を差し引いたQと差し引かないQの両方を表示できます。

上部下部一体解析

  • 基礎による応力解析モデルに対して、“上部下部一体モデル”が選択できます。
  • 保有水平耐力計算時についても、基礎による応力を考慮します。
  • 増分解析では、杭体の塑性化も考慮します。
  • 布基礎・べた基礎の接地圧についても上部構造と下部構造とを一体で解析することができます。
上部下部一体解析画像

杭応答変位法

  • 杭の応力解析において、地盤の水平変位を考慮することができます。
  • 弾性床上の梁部材の剛性マトリクスを用いた計算法により、杭頭回転バネ・杭体は線形、水平地盤バネ・土圧合力バネは非線形とし、地盤の水平変位は分布荷重に置き換えて解析します。
  • 上部下部一体モデルにおいても地盤の水平変位を考慮した解析ができます。

複数起動

  • 最大3つまで『SS7』を同時に起動できます。
  • それぞれで開いたデータの比較や参照、再利用が容易になります。
  • 複数のデータを同時に開けるため、計算中に過去のデータを見直すなど、効率化やストレス軽減が図れます。
  • バージョン選択機能との併用でバージョン変更前後での結果を比較できます。

応力解析のマルチスレッドの拡張

  • 応力解析(一次)、応力解析(二次)において、最大8ケースのマルチスレッドに対応します。
  • 地震荷重、風荷重による各ケースについて、同時に解析します。
応力解析のマルチスレッドの拡張

『SS7 Op.Python実行』

  • 『SS7』の機能をPython言語から実行するオプションソフトウェアです。
    ※『SS7 Op.Python実行』のライセンスが必要です
  • Python言語のimport文で『Op.Python実行』のライブラリを読み込むことにより、『SS7』の機能を実行できるようになります。
  • CSVファイルからの新規データ作成、計算実行、結果出力などが行えます。

『SS7 Op.コマンド実行』

  • 『SS7』の機能を外部から実行することができます。
    ※『SS7 Op.コマンド実行』のライセンスは不要です。
  • CSVファイルからの新規データ作成、計算実行、結果出力などが行えます。

オートデモ・紹介動画

周辺ソフトウェアの主な相関関係

周辺ソフトウェアの主な相関関係画像
  • *1入力データの入出力や構造計算結果を出力します。
  • *2他社CADソフトウェアで使用するリンク用ファイルを出力します。
  • *3一般社団法人 buildingSMART Japan によって開発された、日本国内の建築構造分野での情報交換のための標準フォーマットです。
  • *4各ソフトウェアによりリンクの方向が異なります。また、一部の機能を用いたデータはリンクできない場合があります。

動作環境・ソフトウェア保守

OS

Microsoft® Windows® 11 / 10 日本語版(64ビット版)
※ARM版Windows®10、Windows®11 は動作確認しておりません。

CPU お使いのOSが推奨する環境以上
メモリ 8GB(16GB以上を推奨)
ソフトウェア保守 『Super Build®総合メンテナンス』
その他 DVD-ROMドライブ・インターネットに接続できる環境

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