特長
- RC造接合部、S造露出柱脚部のすべての接合部に対し、配筋の干渉をチェックすることができます。
- 一貫構造計算の解析実行と同時にチェックを行います。
- チェック結果は作図で接合部ごとに色分けして表示し、建物全体の状況を把握しやすいようにしています。
- 接合部のプロパティを表示することで、接合部ごとに詳細なチェック結果を確認できます。

チェック内容
- 以下のチェックを行います。
①梁主筋が柱(基礎柱)主筋やアンカーボルト、杭頭定着筋と水平方向で干渉せずに納まるかのチェック
②梁主筋と直交梁主筋の鉛直方向の干渉のチェック
③梁主筋とアンカーボルト定着金物の鉛直方向の干渉のチェック
④杭頭定着筋とアンカーボルト定着金物の水平方向の干渉のチェック - 杭頭定着筋の束ね筋を考慮したチェックも可能です。
- チェック結果は“OK”、“注意”、“NG”、“未”(未チェック)とします。
結果 | 状況 |
---|---|
OK | 梁主筋が納まる(柱主筋を動かさずに納まる場合)/干渉しない |
注意 | 梁主筋が納まる(柱の中間主筋を動かせば納まる場合) |
NG | 梁主筋が納まらない/干渉する |
未 | 未入力や特殊形状などにより、配筋干渉チェックを行っていない |
操作方法
- 『SS7』の解析指定画面において、計算結果を保存する番号を選択して[配筋干渉チェック]を指定します。
- チェック結果は、作図とシート出力の形式で確認できます。

作図
- 配筋干渉チェック結果図は、平面図、立面図において、躯体図を重ねて表示できます。
- チェック結果の詳細や断面は、作図プロパティで確認できます。