Super Build/SS7アップデートファイル
更新内容
旧Ver.1.1.1.12 → 新Ver.1.1.1.13(VerUp対象Ver.1.1.1.12)
インターネットダウンロード : 2019/09/04
- ◆機能アップ
- RC規準2018年版の「16条 付着」に対応しました。
- カットオフ筋が不要となる位置の確認
- 安全性確保の検討内容の変更
- 通し筋の付着長さの変更
- 3段筋の対応
- RC規準2018年版の「19条 壁部材の算定」に対応しました。
- 耐震壁の許容水平せん断力の計算において、付帯柱のせん断補強筋にSD490を用いている場合、短期許容引張応力度wftを390N/㎜²として計算するようにしました。
- RC規準2018年版の「20条 基礎」に対応しました。
- 結果出力、添付資料において、[6.断面算定表-6.15.配筋リスト]を追加しました。
- [9.剛性-2.剛性低下率-6.垂壁腰壁袖壁]において、壁長さの上限を指定できるようにしました。
- 弾塑性解析において、以下の機能を追加しました。
- [14.4.降伏後の剛性低下率関連]において、降伏後の剛性低下率を部材ごとに直接指定できるようになりました。
- 部材がせん断破壊した後のモデル化について、計算条件[2.9.保有水平耐力計算条件-1.基本条件と荷重増分-8.せん断降伏後の部材のモデル化]を設けました。
- 北越メタル株式会社・株式会社コーテックスの「UHY685フープ」において、SABTEC指針に対応しました。
- メーカー製柱脚の基礎柱寸法自動計算において、仮定値(BP+200)からメーカー標準値を採用するようにしました。
- 東京製鐵株式会社の「Tuned-H」と「TSC295」を、登録済み鋼材リストに追加しました。
- フルサト工業株式会社フリーベースにおいて、柱材の適用板厚を一律1mm~99mmに変更しました。
- メーカー製品ついて、以下の社名変更をしました。
- 日鐵住金建材株式会社→日鉄建材株式会社[UBCR365]
- 新日鉄住金エンジニアリング株式会社→日鉄エンジニアリング株式会社[アンボンドブレース(B-UPブレース)]
- マウス入力について、以下の改善を行いました。
- [7.1.柱(柱脚)-断面-芯鉄筋] で、円柱のとき、"柱脚X"の入力直後に"柱脚Y"が入力可になっていました。
- 立面図で、地下階があり、地上最下層がダミー層のとき、地下階の合計階高が描画されなくなっていました。
- ONでもOFFでもない状態(例えば、 )のチェックボックスをクリックしたとき、OFFになっているのをONになるように変更しました。
- 3D図について、以下の機能を追加しました。
- 階高およびスパン長を作図するようにしました。
- 寸法線、軸などの色の設定を詳細設定で変更できるようにしました。
- [Ctrl]キーを押しながら、マウスホイールで文字サイズを変更できるようにしました。
- 結果CSV出力に「値に付く文字の省略」指定を追加しました。
“*”や“L”など数値に付加する文字を省略してCSV出力できるようにしました。 - 入力CSVファイルからの新規作成において、物件規模が大きいときの処理速度を改善しました。
- 「チェックリスト」において、pdfファイルにテキスト入力できるようにしました。
- 『Super Build®/SS7 柱梁断面リスト』は、名称を『Super Build®/SS7 Op.柱梁断面リスト』に変更し、以下の機能を追加しました。
- ◆変更点
- 計算部
- [架構認識・準備計算]
- 認識された壁の数より、開口が指定された壁の数(認識されなかった壁を含む)が、多い場合に不正終了していました。
- 下層で分離する剛床の判定において、節点同一化を指定していた場合、節点の下に柱があると誤判定し、X0301を出力していました。
- メーカー製柱脚の基礎柱サイズの指定において、柱形状がI型のとき入力した基礎柱サイズをXY逆にしていました。
- 断面性能直接入力で、指定したJが剛性計算に考慮されていませんでした。
- 始端側に節点同一化を指定した梁がとりつく柱において、座屈長さ係数が正しく計算できていませんでした。
- 梁の重量計算において、ハンチ距離がゼロの場合、荷重剛性用の中央断面で計算するように修正しました。
- [8.1.特殊荷重]で[CMoQoのみ]を“1”とした特殊荷重を床または小梁に配置したとき、荷重伝達処理が正しく行われず、登録した特殊荷重が考慮できていませんでした。
- 梁および片持梁に荷重項を直接入力した場合、直接入力した値に特殊荷重の荷重項が累加されていました。また、「5.2.1.CMoQo(梁)」「5.2.2.CMoQo(片持梁)」のシート出力において、「特殊荷重1」「特殊荷重2」を分けて出力するようにし、「8.5.荷重項の直接入力」の値は「直接入力」として出力するようにしました。
- 切妻またはのこぎり(山形)の屋根でY方向に傾斜している場合、θ1とθ2を逆にして計算していました。
- [応力解析・ルート判定・設計応力]
- [2.3.応力計算条件-2.応力解析法-降伏の認識]において、“しない”を選択しても、接合部パネルの降伏を認識していました。
- 剛性率の計算において、その階の負担せん断力が0.0kNのとき、演算誤差によって負担せん断力が非常に微小な値となってしまい、剛性率が正しく計算できない場合がありました。
- 剛性率の計算において層間変位が0の場合、C1918のメッセージを出力しFs=2.0としました。
- 主体構造がS造でS柱しか存在しない場合でも、ルート判定時にC1913、C1914「標準柱に剛性を評価できない柱が 指定されています。標準柱の水平剛性を0(ゼロ)として計算します。」のメッセージが出力される場合がありました。
- 節点の同一化で柱頭側が上層へ同一化された場合、柱の正しい剛床を取得できず、A1915のメッセージを出力する場合がありました。
- 壁量柱量の計算において、袖壁が450(±0)mmのときΣAwに含まれるべきところ、演算誤差によってΣAw'として集計される場合がありました。
- 剛節架構による応力割増しを考慮していないメッセージ(W0517)のレベルを、警告メッセージに変更しました。
- 一本部材を指定した部材をつなぐ節点位置やK形ブレースの取付き位置など、応力が連続しない位置を断面算定位置とした場合の設計応力は、始端側の部材応力を採用していましたが、始端側と終端側の部材応力の大きい方を採用するように変更しました。
- [断面算定]
- 端部断面算定位置が梁の1/4L位置を超えているかの判定で、[12.6.断面算定条件の変更-2.断面算定位置]の端部断面算定位置が考慮されず、[2.5.断面算定条件-1.共通・耐震壁]で指定した端部断面算定位置により判定していました。
- I形のS柱がとりつくRC梁において、[2.5.断面算定条件-1.共通・耐震壁-5.Pwmin]で指定した値ではなく、常に0.20%でPwminをチェックしていました。
- RC梁の許容せん断力Qaに用いるαおよびSRC梁の許容せん断力rQaに用いるrαの計算において、右端のQoの符号を逆にしていました。
- RC付着2010(安全性確保)の検定において、段階的に鉄筋をカットオフするとき、1/4、3/4位置のLu、Ldの計算に誤りがありました。
- 柱梁接合部の検討を行っていない場合に、C1968のメッセージを出すようにしました。
- RC、SRCの接合部の保証設計において、[12.5.1.RC・SRC接合部の形状]で直接入力した場合に、C0665のメッセージが出力されていませんでした。
- S梁、S柱の組み合わせ応力度の算定において、σb'の計算にスカラップ欠損が考慮されていませんでした。
- 梁のたわみの検定において、D/Lがちょうど判定値と同じとき、演算誤差により正しく判定できていないことがありました。
- SRC角形充填柱のRC部分のMa計算時に0割が発生する場合があり、SRC角形充填柱の許容曲げモーメントMaが計算できないことがありました。
- S造露出柱脚の断面算定表において、Ach、 Qc が検討済みのときのみ e1の値を出力していました。
- ベースパックの断面算定表(ルート3)において、Myに「*」をつけて赤く表示する条件が M/My > 1.0 のところを M/QbuⅠ > 1.0 にしていました。また、演算誤差により M/My = 1.0 のとき警告メッセージを出力する場合がありました。
- スーパーハイベースの検討において、設計用曲げモーメントが負値の場合、設計用曲げモーメントが許容曲げモーメントを超えていても、許容せん断耐力を0としていませんでした。
- [基礎関連]
- 「8.16.基礎設計用曲げ応力表」の支点直上部材のせん断力において、柱の主軸方向の値とすべきところ、絶対座標系の値としていました。
- [13.13.基礎梁応力の直接入力-13.13.5.杭頭モーメント]において、負加力時の基礎梁応力は入力値の符号を逆にした値を採用すべきところ、そのままの応力を採用していました。
- 「8.16.基礎設計用曲げ応力表」において、両方向曲げが発生、かつ、柱脚でXY方向のどちらかがピン接合である場合に、“X方向曲げ”のみを認識していました。
- 接地圧による基礎梁応力計算において、すべての支点を固定とした場合、荷重が作用しているにもかかわらずA0453のメッセージを出力していました。
- 布基礎の接地圧計算による基礎梁応力計算において、両端に支点がない布基礎については接地圧を作用させないようにしました。
- 杭基礎の[13.10.1.地盤符号の登録]において、未使用の途中のデータを削除し、基礎による応力解析を行った場合、[13.10.2.地盤符号の配置]で地盤符号が配置してもX1301のメッセージが出力されていました。
- 『SoilBase2008』の[入力設定]で地盤反力係数低減率(β)の入力にチェックを付けている場合で、かつ、[土質と各種パラメータ]でβに“0.000”を入力した場合、入力値ではなく自動計算によるβを考慮していました。
- TB杭において、中間の杭径を0とした場合、本来、杭頭の杭径を採用し断面2次モーメントを算出しますが、誤って中間杭の断面2次モーメントを0と認識して、X1310のメッセージを出力していました。
- [部材耐力計算]
- 梁せん断耐力の塑性理論式による計算において、増分解析の降伏判定に用いるによる梁せん断耐力が、常に上端引張での耐力となっていました。
- 「X1009 大梁の内法長さが0以下となっています」のメッセージをX1008に統合し、X1008のメッセージを以下のように変更しました。
- 「X1008:内法長さが0以下となっています。」
- 危険断面位置間距離が0以下となる柱および梁に対して以下のメッセージを出力するようにしました。
- 「X1009:危険断面位置間距離が0以下となっています。」
- [2.8.終局耐力計算条件-2.ひび割れ-1.ひび割れの考慮]で、ひび割れの考慮を“しない”としても、[14.3.ひび割れ耐力関連]で、直接指定された部材には、ひび割れを考慮していました。
- 断面性能を直接入力したS柱で曲げ耐力がZp・σy(材料強度)とすべきところ、Zp・F(基準強度)となっており、柱M-N図も正しく作図できていませんでした。
- [保有耐力計算]
- 上に従属のダミー層が取り付くPH階において、[2.9.保有水平耐力計算条件-1.基本事項と荷重増分-3.一般階以外で終了条件に達したときの扱い]の指定が有効にならず、必ず終了条件に考慮されていました。
- 梁の塑性率の計算において、降伏している反対の端部の回転角を使っていました。
- 上下方向の節点同一化を行っていると、冷間成形角形の柱梁耐力比による崩壊形の判定が正しくできていませんでした。
- 一本部材の指定を考慮して部材種別判定を行いますが、梁との組み合わせによる柱種別の修正を行う際に一本部材の指定が考慮できていませんでした。
- 別途計算機能
- 機械式定着RC梁必要定着長さの検定において、外面合わせのとき、ΔBg計算に用いる柱せいDcを誤って直交方向のせいを用いていました。
- 構造計算書・結果出力
- [構造計算書コメント-他の物件から計算書データの読み込み]の物件データの一覧において、物件のメモが表示されていませんでした。
- 構造計算書「6.1.3.構造モデル図」などの立面図の出力項目において、立面図にて建物の右側の外側の軸に片持梁が配置されている場合、片持梁の先端部分が途中で切れて表示されていました。
- 構造計算書「6.1.7.基礎バネ剛性図」において、鉛直方向の節点同一化により、移動先に支点がある場合、移動前の位置に基礎ばね剛性の値を出力していました。
- 構造計算書「11.4.3 保有水平耐力時の支点反力図」において、剛域などの不要な情報を出力していました。
- 構造計算書「12.1.13.杭の断面算定」において、水平力を負担しない杭があると不正終了していました(結果作図「8.5.杭M-N関係図」も同様)。
- 構造計算書「12.基礎・地盤」、結果出力、添付資料「7.基礎関連」において、杭のkh分布や杭の水平時応力、杭応力図・変位図の出力に、杭符号の範囲指定を考慮できていませんでした。
- 構造計算書「12.1.12.7.独立・布基礎接地圧分布図(全ケース)」において、支持力度の検定をしない場合、布基礎の接地圧を出力すべきところ、出力していませんでした。
- 構造計算書「12.1.12.8.独立・布基礎接地圧分布図(決定ケース)」において、支持力度の検定をしない場合でも、図と符号のみ出力していました。
- 構造計算書、入力データ出力、結果出力、添付資料の図において、図が分割されているとき、図と図の間が狭かったため、間隔を5mm開けるようにしました。
- 計算書出力において、作図を分割して出力する際の分割位置を示す斜線のピッチを調整し、文字が斜線にかかったときに文字が見やすくなるようにしました。
- 柱、大梁、基礎梁、片持梁の断面リストにおいて、層名や階名、符号名に“,”(カンマ)などの記号が含まれている場合に、層名、階名、符号名や表が正しく表示されない場合がありました。
- [出力指定]画面-"ページの初期値"において、以下の2点の不具合がありました。
- キー入力でフォーカス移動させたとき、"積算用"に移動しませんでした。
- "積算用"にページ初期値を入力して出力後、[出力指定]画面を開いてもページの初期値が反映されていませんでした。
- 入力データ出力の「6.3.3 軸組図」において、ダミー層の層名が表示されていませんでした。
- 入力データ出力の部材配置図において、多層にまたがる壁やブレースで、左右どちらか一方の柱を節点同一化した場合、壁またはブレースが出力されない場合がありました。
- 「5.17.水平力分担」において、[5.8.地震荷重-多剛床の地震力]で“全体をまとめて外力分布を求める”と指定した多剛床の物件でもシート出力に剛床ごとの結果を出力するよう変更しました。
- 「5.2.5.等価節点荷重」において、反復解析の計算回数に応じて等価節点荷重が回数倍された値で出力されていました。出力のみの不具合で計算は問題ありません。
- 「7.1.検定比一覧-1.RC梁」および「7.1.検定比一覧-2.RC柱」に出力される付着割裂の検定比が、同一符号の中で最大の検定比となっていませんでした。
- 「7.3.5.ブレース」の断面算定表において、断面算定を省略した部材も出力していました。
- 「7.4.1.露出柱脚」および「13.4.1.露出柱脚」の断面算定表において、端部のせん断による剥落(ボルト1本)の計算結果として“ex”と“ey”を追加しました。
- 「8.18.5.独立・布基礎接地圧分布表」において、布基礎の接地圧の計算は、支点ごとに行うため支点がない箇所は出力しないべきところ、0を出力していました。
- 「9.8.剛性率(雑壁なし)」および「9.9.剛性率(雑壁考慮)」において、rsの平均が0の場合、Rsを“---”と表示するようにしました。
- 「12.6.3.梁の破壊モード」において、未降伏部材の降伏判定方法を“節点振分法”または“余耐力法”によるとした場合の出力記号を変更しました。
- Qm → QE
- (Qmu-QL)/Qm → (Qmu-QL)/QE
- 「13.2.必要Pw一覧」において、せん断補強筋にUHY685フープを使用しせん断耐力式を荒川式としていたとき、“Pwmax”が出力されていました。
- 結果出力、添付資料「§13クライテリアのチェック」の凡例において、W.Qの説明が“梁の終局せん断耐力”となっていたのを、“壁のせん断のクライテリア”としました。
- メッセージウィンドウでルート判定のメッセージ C1913、C1914 をダブルクリックするとエラーとなり、シート出力「9.14.剛心計算用の剛性 - 9.14.1.柱」にジャンプしませんでした。
- 構造計算書、入力データ出力、結果出力、添付資料において、独立基礎、布基礎、べた基礎、場所打ち杭、既製杭の断面リストにおいて、支持力度、支持力、引き抜き力の記号説明を一部修正しました。
- 作図
- 入力画面の平面図において出隅床の先端小梁の長さが0となるとき、正しく作図できていませんでした。
- 入力画面の立面図の壁の作図において、セットバックや節点移動などで柱の端部近くが折れている際に、正しく壁が描画されない場合がありました。
- 入力画面の立面図、3D図および、結果作図の立面図における寸法線について、「GLから1階床までの高さ」の描画位置をずらすことで「ダミー階の階高」と重ならないようにしました。
- Ver1.1.1.12で3D図を表示すると画面が黒く塗りつぶされ正しく作図できないことがありました。
- 3D図において、90度回転した梁が正しく作図されない場合がありました。
- 3D図で「切断面の位置」を指定して本画面を閉じたあと、入力データを変更後に再度「切断面の位置」を表示すると指定情報が初期状態にリセットされていました。
- 3D図の「作図設定」の[詳細]タブにおいて、[Tab]キーを押したとき、正しくフォーカス移動していませんでした。
- 結果作図の平面図において、標準階高または基準スパンを表示するとスパン長が寸法線と重なることがありました。
- 結果作図「1.1.応力図(一次)」、「1.6.応力図(二次)」の立面図において、印刷プレビューの[印刷設定 - 詳細設定]で"指定したスケールで印刷する"とした場合、塑性率の値だけ最下層にまとめて出力されていました。
- 結果作図「1.1.応力図(一次)」、「1.6.応力図(二次)」において、水平方向の支点反力図の矢印を部材座標系で表現すべきところ、絶対座標系で作図していました。
- 結果作図「1.1.応力図(一次)」の平面図において、上下に節点同一化されている場合、移動元の層でも節点補正重量と応力計算用特殊荷重図が作図されていました。
- 結果作図「1.6.応力図(二次)」のQu値について、端部と中央部の位置が一致した場合に正しく作図されていませんでした。
- 結果作図「8.2.基礎検定図」において杭設計用軸力を決定ケースで表示した場合に決定ケースでないケースの値が表示されていました。
- 結果作図「8.2.基礎検定図-作図設定-基礎面積」(布基礎)において、支点がない箇所(中間節点)については基礎面積を出力しないべきところ、不正な値を出力していました。
- 結果作図「8.5.杭M-N関係図」において、支点位置のドロップダウンリストを指定すると不正終了する場合がありました。また異なる支点位置の描画をしている場合がありました。
- 入力部
- 最上階に鉛直ブレースを配置し、そのブレースがとりつく下階側節点に上階節点を同一化すると、不正終了し、データが開けなくなる場合がありました(Ver.1.1.1.12のみの現象です)。
- 多スパンにわたる壁の左端の壁頭と壁脚節点を同一化している壁に部材の寄りを指定した場合、平面図でその壁を表示する際に不正終了していました。
- [2.5.断面算定条件-2.RC部材-2.せん断力に対する検討]-「高強度せん断補強筋使用部材(耐力式・割増率nの指定)」に“※KSS785・リバーボン1275のせん断設計は安全性確保の検討によります。”の説明文を追加しました。
- [2.6.柱脚断面算定条件]において、S造露出柱脚の配置がないにもかかわらず「3.S造露出柱脚の設計フローの検討」を入力できる場合がありました。
- [2.7.冷間角形計算条件― 1.最上層、最下層の指定]の画面の説明文から、“地震時応力の割増”を削除しました。これに伴い構造計算書、結果出力、添付資料のS柱およびCFT柱の断面算定表の計算条件出力において、冷間角形計算条件の最上層、最下層の指定を削除しました。
- [7.1柱(柱脚) - 柱脚断面 - BPL・ABT - 基礎柱] の“Dx”、“Dy”のガイダンスを変更しました。
- [7.12.片持床]で、「TB」に先端小梁を選択したとき、「先端小梁を介して荷重伝達」にチェックが付くようにしました。
- [7.12.片持床]で、片持床を選択した状態から、[Shift]+クリックで片持床を選択すると、不正終了していました。また、吹き抜けの[Shift]+クリックで、符号・形状のコピーが機能していませんでした。
- [10.1.接地状態]の位置を[10.6.接地状態]に移動しました。これに伴い「出力指定 - 入力データ出力」と「入力CSV出力」の出力項目の順番を変更しました。
- [13.9.既成杭の保存・読み込み]において、リスト名の名称に使用できない文字を利用していた場合、リストデータを【共有フォルダ―】に保存しようとすると失敗していました。リスト名に使用できない文字はリスト名に利用できないようにしました。(利用不可の文字 \ / : * ? " < > | )
- [13.9.既製杭の保存・読み込み]で削除や追加を繰り返した直接入力の杭を保存すると、読込時に正しく読み込めない場合がありました。
- [13.10.1.地盤符号の登録]において、データ内に改行が含まれる『SoilBase2008』データを読み込むと不正終了していました。改行が含まれるデータを指定した場合は読み込みを中止するようにしました。
- 『SoilBase2008』データを利用した計算において、[13.10.1.地盤符号の登録-読み込み・編集]で『SoilBase2008』データを編集した場合、『SoilBase2008』データを再度開かなければ『SS7』に読み込まれていませんでした。
- その他・リンク
- Windowsのディスプレイ設定においてテキストのサイズを125%以上にした場合、以下の画面のシート入力のヘッダ行の高さが不足していました。
- [2.5.断面算定条件-2.RC部材-2.せん断力に対する検討]タブから呼ばれる[高強度せん断補強筋使用部材]
- [2.9.保有水平耐力計算条件-6.保証設計1]タブから呼ばれる[高強度せん断補強筋使用部材]
- 90度回転において、柱および梁の鉄骨断面が未入力の箇所について回転後に「?」となっていました。
- 入力データ比較を実行中に「閉じるボタン(×ボタン)」を押すと、比較処理を中断するようにしました。
- dyoファイルの出力において、一般層に存在しない剛床符号がその一般層に従属するダミー層には存在する場合、階と質点の関係が正しく整理できていませんでした。
- 新規作成において「SS3データリンク」および「CSVデータ新規作成」を実行した際に、処理中であることを示す「物件データを開いています」のメッセージを出すようにしました。
- 「新規作成 - CSVデータ新規作成」から新規データを作成する際、"name=" に存在しない項目が指定されている場合は注意メッセージを表示するようにしました。
- SS7 Op.積算
- 山留(総堀)の側面積、底面積、土量の計算において、建物外周部に基礎梁のみで交わる節点が存在し、梁に部材の寄りを指定しているとき、90度回転後に結果が変わる場合がありました。
- 山留(総掘)の土量の計算において、部材の寄りによって部材(余幅を加えた)の外に節点位置がくる場合、計算が終了しませんでした。
- 柱の主筋および芯鉄筋において、X方向とY方向の鉄筋径が異なり、上下階でX方向とY方向の鉄筋径が同じとき、隅角部の鉄筋が本来通しとなるべきところ、定着となっていました。
- 柱のX方向の主筋および芯鉄筋において、断面積入力、かつY方向の鉄筋径より小さい場合、隅角部の鉄筋が集計から欠落していました。
- 上下階の柱の形状が円柱、角柱と異なる場合、鉄筋本数や材料種別が同じ場合、通し筋として集計していました。すべて定着するように変更しました。
- 解説書
- 以下の解説書等において追記および修正を行いました。解説書の詳細は巻末の更新履歴を参照してください。
- 『SS7』 入力編
- 『SS7』 操作編
- 『SS7』 計算編
- 『SS7』 メッセージ編
- 『SS7』 出力編(計算書)
- 『SS7』 出力編(画面)
- 『SS7』 入力データCSV出力
- 『SS7』 機械式定着編
- 『SS7』 Op.積算
- 『SS7』 Op.柱梁断面リスト
- チェックリスト
- 登録済み材料製品リスト
---[END]---
注意事項
- 本ソフトウェアをご使用になる前に、重要事項の説明書とソフトウェア使用許諾契約書をよくお読みください。ご使用になった時点で、重要事項の説明書とソフトウェア使用許諾契約書に同意されたものとさせていただきます。
- アップデートを実行する前に、他のアプリケーションソフトを終了してください。
- インストール手順は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックし、画面上の指示にしたがってインストールを完了してください。
- ダウンロードには、IDとパスワードが必要です。対象者は、『Super Build ®総合メンテナンス』ご契約者様です。
- ダウンロードファイルは、公開日に『Symantec AntiVirus』でウイルスチェックを行い、安全を確認しております。
ご注意
- 『SS7』をセットアップしている場合は、Ver.1.1.1.13へのアップデートになります。
- 『SS7』をセットアップしていない場合は、Ver.1.1.1.13のセットアップになります。
- 『ライセンスマネージャ』Ver.3.12以上が必要です。
過去のアップデートファイル
2019/05/14 | Ver.1.1.1.12 | 更新内容 | ss7_11112.exe [110MB] |
|
---|---|---|---|---|
2018/12/17 | Ver.1.1.1.11 | 更新内容 | ss7_11111.exe [111MB] |
|
2018/09/10 | Ver.1.1.1.10 | 更新内容 | ss7_11110.exe [104MB] |
|
2018/05/15 | Ver.1.1.1.9 | 更新内容 | ss7_1119.exe [101MB] |
|
2018/02/15 | Ver.1.1.1.8 | 更新内容 | ss7_1118.exe [86.2MB] |
|
2017/11/16 | Ver.1.1.1.7 | 更新内容 | ss7_1117.exe [86.02MB] |
|
2017/08/22 | Ver.1.1.1.6a | 更新内容 | ss7_1116a.exe [3.05MB] |
|
2017/07/31 | Ver.1.1.1.6 | 更新内容 | ss7_1116.exe [82.0MB] |
|
2017/05/31 | Ver.1.1.1.5a | 更新内容 | ss7_1115a.exe [3.02MB] |
|
2017/04/25 | Ver.1.1.1.5 | 更新内容 | ss7_1115.exe [79.7MB] |
|
2017/02/20 | Ver.1.1.1.4 | 更新内容 | ss7_1114.exe [76.0MB] |
|
2016/12/08 | Ver.1.1.1.3 | 更新内容 | ss7_1113.exe [76.1MB] |
|
2016/09/15 | Ver.1.1.1.2 | 更新内容 | ss7_1112.exe [76.6MB] |
|
2016/07/14 | Ver.1.1.1.1a | 更新内容 | ss7_1111a.exe [5.30MB] |
|
2016/05/09 | Ver.1.1.1.1 | 更新内容 | ss7_1111.exe [74.8MB] |
PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、左のバナーをクリックしてダウンロード(無償)してからご覧ください。