ユニオンシステム株式会社

Super Build/SS2アップデートファイル

更新内容

旧Ver.2.97 → 新Ver.2.98(VerUp対象Ver.2.90以上)
インターネットダウンロード : 2010/02/01

◆変更点
計算部
有開口の壁の付帯柱がダミー柱で、通り心と構造心にずれがある場合、架構認識における開口位置の判断、剛域の計算、および、壁自重の計算において、入力した開口位置までの距離を通り心からの距離とすべきところ、構造心からの距離としていました。
梁自重の計算において、梁に取り付く柱がダミー柱で、通り心と構造心にずれがある場合、通り心からの距離とすべきところ、構造心からの距離としていました。
柱の剛域長さの計算において、柱頭または柱脚にダミー梁のみが取り付く場合、構造心から開口までの距離を用いて計算すべきところ、標準梁天端から開口までの距離を用いていました。
剛性計算において、[剛性計算条件-耐震壁周りの梁の剛度増大率]を"-1"とした場合、耐震壁周りの梁の断面積に床は考慮しませんが、誤って直前に計算した梁に取り付く床を考慮していました。
構造心とのずれの指定により構造心が柱の外にある場合、その柱に取り付く片持梁の重量に拾い漏れが生じる場合がありました。
Windows VistaでOfficeIME2007が設定されている状態で解析すると、荷重計算(KCON.EXE)でエラーが発生する場合がありました。
[9.14 応力計算用特殊荷重登録]で、荷重タイプ11~13のデータでP3を0としたとき、計算が正しくできないためエラーメッセージを出力し計算を中止すべきところ、不正な計算を行っていました。
梁の一段目と二段目の鉄筋重心間距離の計算において、一段目と二段目で鉄筋径が異なる場合、以下の計算部では「あき+大きい方の径の最外径」から「あき+一段目の最外径の半分+二段目の最外径の半分」に変更しました。
  • 剛性計算
  • RC梁断面算定
  • SRC梁断面算定
  • RC接合部断面算定
  • SRC接合部の断面算定
  • RC梁の付着の検討
梁の一段目と二段目の鉄筋重心間距離の計算において、一段目と二段目で鉄筋径が異なる場合、以下の計算部では「あき+大きい方の径の最外径」ではなく「あき+大きい方の径の呼び名」としていました。「あき+一段目の最外径の半分+二段目の最外径の半分」とするように修正しました。
  • 部材耐力計算
  • せん断設計
  • RC梁限界変位の検討(限界耐力計算)
以下の計算部において、二段筋のときの二段目の鉄筋重心位置でD41の最外径を、「鉄筋コンクリート造配筋指針・同解説」を参考に、47[mm]から46[mm]に変更しました。
  • 剛性計算
  • RC梁断面算定
  • SRC梁断面算定
  • RC梁の付着の検討
  • RC接合部断面算定
  • SRC接合部の断面算定
以下の計算部において、鉄骨の材料強度に対する基準強度の割り増し率が考慮されていませんでした。
  • SRC柱部材種別判定のsMo
  • SRC梁のせん断耐力再計算のsQu1
  • SRC柱のせん断耐力再計算のsQu1
  • SRC耐震壁のせん断耐力再計算(内蔵ブレースに使用している鉄骨)
  • S柱の終局せん断耐力
  • S梁の終局せん断耐力
  • SRC柱の終局せん断耐力のsQu1
  • SRC梁の終局せん断耐力のsQu1
  • SRC耐震壁の終局せん断耐力(内蔵ブレースに使用している鉄骨)
[2.4.1 共通事項-4.材料強度に対する基準強度の割り増し率-鉄骨用]でX方向(またはY方向)にのみ割り増し率を指定した場合、柱の終局曲げ耐力の計算において以下の不具合がありました。
  • H形鋼を用いたS柱およびSRC柱において、X方向(またはY方向)の耐力計算時にのみ強度を割り増しすべきところ、X方向(またはY方向)に強軸配置した鉄骨の強度を割り増しして各方向の耐力を計算していました。
  • 角形鋼管を用いたS柱において、軸耐力にはX方向の割り増し率が考慮され、Y方向の割り増し率は考慮されていませんでした。
  • 円形鋼管を用いたS柱において、X方向の割り増し率が各方向に考慮され、Y方向の割り増し率は考慮されていませ んでした。
SRC耐震壁の終局せん断耐力を計算する際、内蔵ブレースがSS400、SN400A、SN400C以外のとき、内蔵ブレースの基準強度として以下の不正な値を採用していました。(単位:[N/mm2])
鉄骨種別 正しい値 採用された値
SS490 275 215
SM400 235 255
SM490 325 255
SM490Y 325 235
SM520 355 215
SN400B 235 215
SN490B 325 215
SN490C 325 235
No.7(SS,SM) 入力値 325
No.8(SS,SM) 入力値 295
No.9(SS,SM) 入力値 295
No.7(SN) 入力値 325
No.8(SN) 入力値 295
No.9(SN) 入力値 325
冷間成形角形鋼管の柱はり耐力比(1次設計時)の検討において、最上層の節点となる認識条件を、"直上階に柱が無い"から、"上階すべての節点において柱および梁が取り付かない"に変更しました。
(例)中間階で柱抜けがある節点
修正前:柱はり耐力比の対象外
修正後:柱はり耐力比の対象
[14.2.4 冷間角形鋼管の耐力低減-耐力低減の対象となる層の梁の塑性化]を"<2>しない"と指定しても、最上層および最下層の梁には指定が無視されていました。
SRC柱の部材種別の判定において、計算方向の主筋径よりも直交方向の主筋径が大きいかつ強度が異なる場合、隅角部の鉄筋断面積については、直交方向の鉄筋断面積を計算方向の強度で換算した断面積を採用し、rMo(鉄筋コンクリート部分の曲げ耐力)を計算すべきところ、強度換算しない断面積を用いて計算していました。
1階がCFT造または混合CFT造の建物において、露出柱脚が保有耐力接合を満足しないとき1階のDsを0.05割増ししていませんでした。
[13 基礎関連データ-13.5 フレーム外基礎の配置]において、連続した登録No.で入力していない場合、基礎による応力の計算中にエラーが発生することがありました。
損傷限界耐力の計算において、鉄骨ブレースの圧縮応力が許容圧縮応力度を超えていても損傷限界と認識されませんでした。
RC梁限界変位(曲げ)の検討において、二段筋の場合、圧縮側の二段目の鉄筋断面積に引張側の二段目の鉄筋断面積を用いて計算していました。
RC柱限界変位(せん断)の検討のbs(横補強筋の断面方向の最大間隔)の計算において、中子筋がある場合に、bc(最外縁柱主筋の幅方向の距離)を用いて計算すべきところ、be(断面の有効幅)を用いて計算していました。
RC柱の限界変位の検討において、元断面の変更で円柱とした場合、X方向の検討を変更前の断面で行っていました。
RC柱の終局せん断耐力の計算(靭性指針式)および限界耐力計算における付着破壊を考慮したせん断強度の計算において、計算方向の主筋径よりも直交方向の主筋径が大きい場合、隅角部の鉄筋については、径の大きい方を採用し、Σφ1(1段目主筋の周長の合計)を計算すべきところ、計算方向の鉄筋で計算していました。
[耐震壁の自動設計]において、SRC規準25条で計算したとき、柱の主筋ft値を常に最大径の鉄筋より求めていたのを、検討方向の主筋径より求めるようにしました。
[耐震壁の自動設計]において、RC規準付11で計算したとき、柱の引張鉄筋群の断面積を求めるとき、隅筋に鉄筋強度の違いによる断面積換算を行っていませんでした。
[柱脚の自動設計]において、S造根巻き柱脚とS造埋込み柱脚の終局時のMpcと、SRC造埋込み柱脚の終局時のsMpcに、[2.4断面算定条件-2.4.1共通事項-4.材料強度に対する基準強度の割り増し率-鉄骨用]の指定を考慮していませんでした。
[柱脚の自動設計]におけるベースプレート・リブプレートの検討において、ベースプレートF値を自動判定するとき、常に厚みが40mm以下におけるF値を採用していました。
[柱脚の自動設計]において、SRC埋込みを計算するとき、柱の主筋ft値が常にX方向の主筋径より求めていたところを、検討方向の主筋径より求めるようにしました。
[柱脚の自動設計]において、SRC造埋込み柱脚を検討するとき、符号ごとに主筋の鉄筋種別を直接入力した場合、検討方向の鉄筋種別を採用すべきところ、検討方向にかかわらず以下のように鉄筋種別を採用していました。
Y方向の鉄筋種別を採用
  • X方向の主筋を本数と径で指定し、かつ、Y方向の主筋を本数で指定した場合
  • X方向の主筋を本数と径で指定し、かつ、Y方向の主筋を断面積で指定した場合
X方向の鉄筋種別を採用
  • 上記以外
断面算定部
RC梁およびRC柱の断面算定において、ルート2-3で短期許容せん断力の式を終局せん断耐力式とした場合、有効せいが32cm未満のときは許容せん断耐力式を使うべきところ、応力中心間距離が32cm未満の場合に許容せん断耐力式を用いていました。
ルート2-3のRC柱断面算定において、せん断強度式に終局せん断耐力式を用いていた場合、円柱のときに“M/(Q・d)”を用いるべきところを“M/(Q/d)”を用いて短期許容せん断力を計算していました。
RC柱断面算定の柱Muの計算において、計算方向の主筋を断面積入力していて、かつ側面の鉄筋を本数+径形式の入力で、本数を2、径を標準使用材料で指定している径よりも小さい径を指定した場合、[2.4.2RC部材-RC部材3]の「Mu算定式の選択」を“<2>agより”としても、at式で計算していました。
RC柱の断面算定において、芯鉄筋を入力し、柱主筋を断面積入力した場合、不正終了することがありました。また、解析が流れたときも不正な結果でした。
RC柱断面算定において、正加力時のQyと負加力時のQyで大きい方が採用されない場合がありました。
RC柱の断面算定において、「断面計算と出力指定」の「NG部材出力形式」を“<1>代表”または“<2>代表(簡略)”とした場合で、かつ同一符号のNG部材にMA≠0とMA=0となる柱が混在しているとき、MA=0の柱が代表部材として選出されませんでした。
RC柱の断面算定において、主筋を断面積で入力していた場合に、側面の鉄筋が軸力に考慮されていませんでした。
RC柱の断面算定において、[2.4 断面算定条件-2.4.2 RC部材]「主筋本数決定時の0.8%の採用」を“<2>しない”としていた場合、検定計算時に0.8%BDのチェックを行っていませんでした。
RC円柱の断面算定において、全断面引張となったときの許容曲げモーメントが0となっていました。また、許容引張軸力を超える軸力のときの許容曲げモーメントが0となっていませんでした。
RC柱、RC接合部、およびSRC接合部の断面算定のMuの計算において、柱の主筋本数が2本のときRC柱のMu算定式をag式としていても、at式で計算される場合がありました。
柱または梁の符号数が5000を超えていると、断面算定中に不正終了していました。
S梁の断面算定において、ハンチ付部材で端部が相持ち形状になっている場合で、かつ相持ち側端部のハンチ長さを0cmとしたとき、ハンチ位置での応力度は検討しませんが、誤ってハンチ端を検討し、不正な結果となっていました。
S柱の断面算定において、幅厚比が規定値を超えた場合、規定値を超える部分を無効にしますが、柱の中央は無効にしていませんでした。
[2.4.2 断面算定計算条件-RC部材3]の「Mu算定式の選択」を“<2>agより”とした場合、RC接合部およびSRC接合部の断面算定において、柱主筋を断面積入力しているRC柱のMuが正しく計算できていませんでした。
RC接合部の断面算定において、柱がすべてSRC柱の場合、1階柱を柱脚RCと指定しても、1層の接合部を検討していませんでした。
RC接合部およびSRC接合部の終局時の検定において、RC柱のMu算定式がag式の場合、柱Muが正しく計算されていませんでした。
RC接合部の終局時の検定において、X方向とY方向の鉄筋径が異なるとき、隅筋に大きい方の鉄筋径を用いてbMu(柱崩壊の場合)を計算すべきところを、検討方向の鉄筋を用いて計算していました。
SRC接合部の断面算定において、RC柱のMuに0.8D/(D-2*dt)の割増しを行っていました。
S造露出柱脚のベースプレート破断の検討において、ベースプレートF値を自動判定するとき、常に厚み40mm以下におけるF値を採用していました。
SRC非埋込み柱脚の断面算定において、コンクリートfs値の計算に誤りがありました。
誤:fs=min(Fc/30, 0.49+1/100Fc)
正:fs=min(Fc/30, 0.5+1/100Fc)
構造計算書
構造計算書「略軸組図」および作図「立面図」において、外部袖壁が取り付く柱がセットバックしていた場合、外部袖壁の長さを負値で指定したとき、外部袖壁が不正な形に描画されていました。
構造計算書「伏図」について、壁厚0のフレーム外雑壁が、分割指定によって分かれて出力される場合、フレーム外雑壁が正しく描画されないときがありました。
[一連出力]を行ったとき、「§4 プログラムの使用状況-メッセージ一覧」に断面算定時に出力すべきメッセージを、出力しない場合がありました。
※[一連計算出力]を行ったときは、正しく出力します。
構造計算書「§5.6 土圧・水圧、その他の荷重」において、特殊荷重配置図の出力で“応力計算用特殊荷重を荷重ケース毎に出力”とした場合、荷重ケースが変わっても改ページされていませんでした。
[5.7 水平外力の直接入力]が入力された場合、水平外力が直接入力されたことを識別できるように、構造計算書「6.6 建物の重量と地震力」に「水平外力の直接入力」の表を追加しました。
支点の状態で鉛直・水平を別途指定した場合、以下の項目において、鉛直時の支点の状態を出力すべきところ、水平時の支点の状態で出力していました。
  • 構造計算書「§6.2 大梁の基本応力」
  • 構造計算書「§8.1 検定比<長期荷重時>」
  • 構造計算書(その1)「§5-(3)断面検定比図」
また、以下の項目において、水平時の支点の状態を出力すべきところ、鉛直時の支点の状態を出力していました。
  • 構造計算書「§12.3.1 Ds算定時の応力図」
  • 構造計算書「§12.3.3 破壊形式・部材種別図」
  • 構造計算書「§12.4.1 保有水平耐力時の応力図」
  • 構造計算書(その1)「§7-(2)安全限界時風荷重-風安全限界応力図」
  • 構造計算書(その1)「§7-(2)安全限界時風荷重-風検定図」
  • 構造計算書(その1)「§8-(2)損傷限界耐力の算定-損傷限界応力図」
構造計算書および作図において、支点の剛性が0.01~0.99[kN/mm]のバネの場合、応力図などに作図される支点がバネではなくフリーで描画していました。
構造計算書「§7応力解析-応力図」、結果出力「設計応力図」「設計応力表」、作図、および、3D作図において、柱中央のモーメントは中間荷重がある(モーメント勾配が2次曲線になる)場合に出力しますが、特殊荷重で柱にモーメント荷重を与えたとき、中間荷重があるにもかかわらず、中央モーメントが出力されない場合がありました。
構造計算書「12.2.4 外力分布」に、[5.7 水平外力の直接入力]の値が反映されませんでした。
多剛床の場合、構造計算書「12.2.4 外力分布」で水平外力の分布を出力するようにしました。
構造計算書「§13.計算ルート判別表」において、各層主体構造に「混合CFT」を指定し、CFT柱を配置しなかった場合、「適用の可否(ルート1-1、1-2)」に"-"が出力されていませんでした。
各層主体構造をRC・CFT造、SRC・CFT造、RC・SRC・CFT造とした場合、構造計算書「§13.計算ルート判別表」において、「計算ルート判別表」の列のタイトルを“ルート1-1”“ルート1-2”と出力すべきところ、“ルート1”と出力されていました。また、計算ルートを“ルート1-1”もしくは“ルート1-2”としたとき、指定ルートが“ルート1”と出力されていました。
ヘッダやプログラム名称の“Ver”の後ろに“. ”がついていませんでした。
構造計算書の[印刷プレビュー]画面において、「Shift」キーと矢印キーを同時に押したとき、構造計算書が不正終了していました。
構造計算概要書
「構造特性係数」のQ値について、小数2桁目が四捨五入されていたため、結果出力や構造計算書の結果と異なった値になっていました。
「§7 層間変位、剛性率、偏心率等」の「雑壁を考慮する場合」の表において、“階高”,“最大の層間変位”,“最大の層間変形角” の値をハイフンで出力するようにしました。
出力部
中間に節点が無い連続梁に対して、一部のスパンに梁の結合状態を指定したとき、架構認識において以下のメッセージを出力するようにしました。
「WARNING: No.322 ### 層,### フレ-ム,### 軸で,梁結合状態の配置先に節点がない。」
マウス入力で配置した鉄骨の柱または梁の"登録形状"が未入力のとき、架構認識の計算時に実行時エラーが発生していました。
以下のメッセージを出力し、実行時エラーが発生しないようにしました。
「ERROR No.21 ### 階,### 軸, ### 軸 で,柱の未登録部材No.#### が配置されている。」 「ERROR No.22 ### 層,### フレ-ム,### 軸 で,梁の未登録部材No.#### が配置されている。」
片持ち梁が取り付く柱で、構造心とのずれや部材の寄りを入力したことにより、構造心が柱から片持ち梁側の外に出てしまう場合、片持ち梁の出の長さが柱せいの1/2以上ある場合でも、計算中のメッセージ「ERROR No.63 片持ち梁の出が柱のせいの1/2より小さい」が出力される場合がありました。
各階の地震用重量が負値の場合、地震力の計算中にメッセージを出力するようにしました。
「WARNING:No.406 ### 階で,地震用重量が負値になっている。水平外力を0にします。」
入力データList「1.1 基本事項-梁天~部材心」において、入力値が負値でも正値で出力していました。
入力データList「1.3 建物特殊形状-(5)柱の回転」で柱の回転角度を出力した場合、「反時計回り回転」と説明を出力していましたが、「反時計回りが正」と出力するように変更しました。
[2.2 荷重計算条件-5.柱軸力の低減]を“<2>する”としたとき、入力データListに積載荷重の和 に乗じる倍率が出力されていませんでした。
[4.6.1 コンクリート]でγを直接入力した場合、EとGで“0”の自動計算値を指定したとき、入力データList において、“0”のままで出力されていました。また、出力中に不正終了する場合がありました。
『SS2.5』または『Op.1』で、[4.2コンクリート]に未登録の材料データを指定した場合、入力データList「1.4 使用材料-(1)コンクリート」において、標準使用材料のFcの値を出力すべきところ、“0.0”を出力していました。
入力データList「1.12 断面算定-(5)壁の配筋・鉄骨ブレース-3)鉄骨ブレース」において、“単位重量”に[6.4 鉄骨ブレース]で“32770”以上の値が入力されていた場合、正しい値で出力されませんでした。
入力データList「1.12 断面算定-(5)壁の配筋・鉄骨ブレース」および入力データDumpの各項目において、入力データに飛び番があるときや部材形状登録と配筋データの登録数が異なっていたとき、次の出力項目との間に空行が入らずに出力されていました。
入力データDumpにおいて、使用材料の“RC柱のせん断補強筋にウルボンを使用するときは、 <1>135゚フックの帯筋とする”が出力されない場合がありました。
結果出力の「表紙」において、工事名が全角30文字(半角60文字)を超えると2行に分けて出力しますが、半角60文字目が全角文字のとき、文字化けして出力される場合がありました。
結果出力「2.2 部材剛性」において、〔剛性表〕《梁・柱》の記号説明の「A :断面積」「As:せん断用断面積」「An:軸変形用断面積」が半角1文字分ずれていました。
結果出力「2.2 部材剛性」において、〔剛性表〕《耐震壁》の記号説明の「A  :置換壁柱の断面積」が半角1文字分ずれていました。
[2.1 剛性計算条件-3.梁・柱 Aの計算方法-せん断変形用と軸変形用との区別]を“<2>する”と指定した場合、結果出力「2.2 部材剛性-(1)断面性能と剛域図」の記号説明で剛域の単位を“[cm]”と出力するべきところ“[cm・”と出力していました。
結果出力「2.2 部材剛性」の「(3)梁・剛性表」、「(4)柱・剛性表」、「(6)梁・捩り剛性表」、「(7)柱・捩り剛性表」、「(9)梁の水平面内の曲げ剛性・せん断剛性表」において、表の見出しに出力される「No.」を「形状No.」に変更しました。
結果出力「2.2 部材剛性-(2)部材に関する各種の係数」において、「2.3 C,Mo,Qo-(1)C,Mo,Qo図」と同様の結合状態を出力すべきところ、剛接で出力される場合がありました。
結果出力「2.2 部材剛性-(6)梁・捩り剛性表」において、[10.6 捩り剛性-10.6.1 梁]の指定にかかわらず、捩り剛性を考慮しない梁の右隣に位置する梁を出力していませんでした。
結果出力「2.2 部材剛性-(6)梁・捩り剛性表」「(7)柱・捩り剛性表」において、[10.6 捩り剛性]で入力した鉛直荷重時と水平荷重時の捩り剛性の増大率が等しい場合で、入力No.に空きNo.があるとき、鉛直用・水平用で共通の捩り剛性表を出力するべきところ、別々の表を出力していました。
結果出力「2.2 部材剛性-(8)床ブレース・剛性表」において、[10 剛性-10.7 床ブレース-10.7.1 床ごと][10.7.2 節点間]で入力した鉛直荷重時と水平荷重時のブレース断面積が等しい場合で、入力No.に空きNo.があるとき、鉛直用・水平用で共通の床ブレース剛性表を出力するべきところ、別々の表を出力していました。
結果出力「3.2 水平力・重心位置」において、副剛床の節点を剛床解除したとき、pxとpyの見出しを“px(kN)py(kN)”でなく“px(t) py(t)”と表記していました。
結果出力「4.7 剛性率・層間変形角」「4.9 ルート判別表」において、層間変形角の出力値の下限を「1/32767」から「1/99999」に変更しました。
RC梁の断面算定において、右端の断面検定位置における曲げモーメントが全ケース0(ゼロ)で短期設計用曲げモーメントが0(ゼロ)となる場合、本来決定ケースが空白で出力されるべきところ、演算誤差によりいずれかのケースが決定ケースとして出力される場合がありました。
RC梁の断面算定において、“<9>決定位置”とした場合、同じ符号をX,Y両方向に配置していると、不正な軸名を出力していました。
RC柱の断面算定において、“<9>決定位置”とした場合、柱頭<X>以外では検定比が最大となる箇所を決定位置として出力していませんでした。
RC柱の断面算定において、「鉄筋重心位置が部材せいの1/2を超えている。」のERRORメッセージを出力していませんでした。
RC柱の断面算定において、二軸曲げを考慮しているときの結果出力で、1部材分は出力行数に余裕があるにもかかわらず改ページしてしまう場合がありました。
柱に中間荷重をかけた場合のRC柱の断面算定において、出力形式を<9>決定位置としていたとき、検定を行っていない中央位置で、せん断力の結果が出力されていました。
雪・風を考慮したRC円柱の一軸曲げの断面算定において、「設計ag」と出力すべき項目が「設計at」となっていました。
二軸曲げを考慮したRC・SRC柱の断面算定において、内法寸法が 999.9cmを超えた場合、千の位を出力していませんでした。
二軸曲げを考慮したRC・SRC柱の断面算定において、一本部材の指定をした場合、どの階にわたる柱かを[階-階]のように出力して示すようにしました。
二軸曲げを考慮したRC柱の断面算定において、一本部材の指定をした場合で中央断面の検討を行わないとき、柱頭、柱脚で大きい方のQDを出力するべきところ、常に柱頭のQDを出力していました。
二軸曲げを考慮したSRC柱の断面算定において、部材出力形式を簡略にしていたとき、柱脚部鉄骨のrが出力されていませんでした。
二軸曲げを考慮したSRC柱の断面算定において、鉄骨のHが999を超える場合に、鉄骨形状が正しく出力されていませんでした(Bの値が“****”と表示される)。
SRC円柱の一軸曲げ断面算定において、出力されるメッセージの内容に誤りがありました。
誤:「No.204 SRC造の円柱の為、SS2では計算ができません。」
正:「ERROR No.204 SRC造の円柱の為、SS1(改)では計算ができません。」
SRC柱の断面算定において、矩形断面を元断面変更でSRC円柱にしたとき、ERRORメッセージ「No.204 SRCC造の円柱の為、SS2では計算ができません。」が出力されませんでした。
RC接合部の短期許容応力度設計において、隅切りによって耐震壁が取り付く接合部を検討すると、不要なメッセージ「WARNING : No.650 設計用せん断力が強度を超えている。」を出力していました。
また、X・Y両方向耐震壁が取り付き検討しない接合部であっても、表題のみ出力する場合がありました。
RC接合部の断面算定において、[断面算定条件-接合部-6. 終局時の検定]を“<2>する(終局強度を用いる)”とした場合で、梁符号を配置していないとき、または[解析と結果出力-断面計算と出力指定-RC梁]の符号の使用を“<2>しない”としたとき、「ERROR:No.230 配筋されていないため計算できません。」を出力すべきところ、誤った結果を出力していました。
鉄骨ブレースの断面算定において、Ab、Aeの値は小数1桁までしか出力されていませんでしたが、小数2桁まで出力するようにしました。
S造露出柱脚の断面算定において、応力状態が「断面の一部が圧縮,アンカーボルトに引張力が生じない(N>0 かつ D/6+dt/3≧e>D/6)」場合に、中立軸Xnを“0.0“と出力していました。
S造露出柱脚の断面算定(終局時)において、基礎柱の立ち上がり高さhを0[mm]と入力した場合、ex,ey(アンカーボルト芯からコンクリート立ち上げ部端の距離)は出力しないようにしました。
SRC非埋込み柱脚の断面算定において、X方向の主筋ft値だけ出力していたのを、両方向の主筋ft値を出力するようにしました。
結果出力「5.24 梁配筋リスト(平面)」および「5.26 梁配筋リスト(立面)」において、鉄筋を二段配置したとき、片方が径と本数、もう片方が本数のみの場合、本数のみで指定した側が、「本数」と出力されるべきところ、「0-D 本数」と出力されていました。
結果出力「5.25 柱配筋リスト(平面)」および「5.27 柱配筋リスト(立面)」において、SRC造のときにタイトルが長くなるために最後の“が欠けていました。
結果出力「5.25 柱配筋リスト(平面)」および「5.27 柱配筋リスト(立面)」において、鉄筋本数の部分は

のように、柱頭、柱脚それぞれで矩形が閉じるべきですが、

のように矩形が閉じていない場合や位置がずれてしまう場合がありました。
結果出力「5.29 計算とnG位置図(柱)」に、SRC柱のERRORが出力されていませんでした。
  • No.203 材の最小径/主要支点間距離が1/25(1/20)を超えている。
  • No.202 鉄筋重心位置が部材せいの1/2を超えている。
  • No.204 SRC造の円柱の為、SS2では計算ができません。
結果出力「6.1 終局耐力表」の「(1)梁終局耐力」および「(2)柱終局耐力」において、演算誤差により「フェイス」の値が0.1cm小さくなる場合がありました。
[14.2.1 保有水平耐力-計算条件-2.終局耐力]の「SRC耐力式」で、<1>SRC規準を指定しているとき、結果出力「7.4せん断設計-(1)必要Pw再計算」において、SRC耐震壁のひび割れ前wQu1が“9999.9”を超えるとフォーマットエラーを起こしていました。
入力部
[物件データを開く]において、解析したときのライセンスと今のライセンスが一致しない場合、データを開くかキャンセルするか確認画面が現れますが、キャンセルできないことがありました。
[6.2 部材形状登録-梁]で登録していないNo.を[8.2 部材形状配置-梁]で配置した状態で、[断面リスト編集-梁断面]を開くと、実行時エラーが発生していました。
未登録のコンクリート断面は、値を空白で表示するようにしました。
[12.3 梁符号と配筋]および[12.4 柱符号と配筋]の[符号変更]において、異なる形状に同じ符号No.が配置された状態を表す“*”付きの符号No.を新しいNo.に変更し、[符号配置]を行わずに解析をすると、実行時エラーが発生していました。
解析指定で、解析項目のクリックと解析結果出力のボタンのクリックを瞬時に行うと、実行時エラーが発生していました。
[1 基本事項-5.  建物概要]で、32,767節点以下の制限を確認する際に
(X方向スパン数+1)×(Y方法スパン数+1)×(全階数+2)で節点数を計算すべきところ、
(X方向スパン数+1)×(Y方法スパン数+1)×(全階数+1)で計算していました。(Ver.2.05からの現象です)
[2 計算条件]の各画面のダブルクリックによるオプションボタンの選択切り替えにおいて、[Shift]キーを押しながらダブルクリックした場合は逆周りになるべきところ、[Shift]以外のキーでも逆周りになっていました。
[2.3 応力計算条件]の[12.短期地震荷重時の解析方法]または[12.地震時損傷限界の解析方法]にアクセスキー(L)が付いていませんでした。また、説明文の“<3>両加力”を“<3>両方向”に修正しました。
[5.5 地震力計算用データ-一次固有周期T]において、括弧内の文字列が“0とのき内部計算”となっていたのを“0のとき内部計算”に修正しました。
[耐震壁の自動設計]において、入力画面を開いたとき、前回指定した代表指定を再現するようにしました。
[耐震壁の自動設計]の入力画面において、全ての壁に代表指定をチェックするボタンと解除するボタンを追加しました。
[柱脚の自動設計]の[露出柱脚ベースプレート・リブプレート]の入力画面において、リブプレート枚数の単位が“枚”でなく“本”と表示していました。
マウス入力
形状登録画面で、ウィンドウサイズを小さい状態で入力していると必要なデータをすべて入力しても未入力状態の色になっていました。
柱・梁配置で、「保存→Undo→保存」の操作を行うと保存したデータにUndoの操作が反映されませんでした。
応力計算用特殊荷重で、タイプ0の説明図を加力方向によって切り替えるようにしました。
床組の2次および3次小梁で、基準大梁を指定し、大梁に接する小梁のスパンを比率(負値入力)で配置している場合、小梁の位置が正しく描画されないことがありました。
平面図および立面図において、基礎層の片持ち梁の表示を誤って赤く表示することがありました。
3D図において、片持ち梁の配置状態が正しくない場合は、他の図と同様に赤色で表示するようにしました。
3D図において、実寸描画すると片持ち梁の作図位置にずれが生じていました。
作図部
作図の立面図において、ハンチ付き大梁の端部がダミー柱であった場合、ハンチ部分の作図が正しくありませんでした。
作図の立面図において、床No.を表示させた場合、床No.が床から離れた位置に表示されていました。
3D作図において、柱のMuの値が“常時”および“積雪”の場合に初期応力が加算された軸力をもとに計算した値になっていました。
CSVファイル入出力
入力データ[限界耐力と保有水平耐力]の詳細項目設定画面において、地盤条件の登録数が正しく表示されていませんでした。
入力データ [安全限界条件(Qu/Qm(梁ごと))]および[保有水平耐力計算条件(Qu/Qm(梁ごと))]において、読み込み時の値のチェックを層で行うべきところ、階で行っていました。そのため最上層の入力が、読み込めていませんでした。
「解析結果-保有水平耐力結果」の「せん断設計(連スパンの耐力壁の応力)」と「せん断設計(クライテリアのチェック)」が出力されなくなっていました。(Ver.2.95からの現象です)
解析結果の「柱の応力割増率」、「設計応力 柱」、「梁の応力割増率」、「設計応力 梁」および「設計応力 基礎梁」において、柱と梁の符号名が6文字の場合、符号名の末尾に不正な文字が付加されることがありました。
その他
バージョン情報の表示で、緊急ライセンス時に有効期限が赤字で表示されていたのを黒字にし、ツールチップの「緊急ライセンス有効期限」の表示を無くしました。
緊急USBのとき、『SS2限界耐力 評価』のライセンスがあるにもかかわらず、[バージョン情報]の「SS2限界耐力利用者情報」のタブが選択できなくなっていました。
データの転送と消去の「データコピー(入力データのみ)」において、『耐震診断』で用いる以下のファイルをコピーするようにしました。
TCR_INP、TCR_NE、TCR_MUQU、TCR_WQLR
データの転送と消去において、コピーディスクの物件データをデータフォルダにコピーすると、「フロッピーを確認してください。※データが正しくコピーできない場合があります。」と表示されて、コピーできなくなっていました。
[オプション機能-杭の断面算定]において、場所打ちコンクリート杭に引張軸力が生じ、かつ大きな曲げ応力も生じている場合に、フリーズ状態となっていました。
解説書
以下の解説書において追記および修正を行いました。
詳しくは解説書の更新履歴を参照してください。
  • 「SS2 マウス入力 解説書」
  • 「SS2 入力編」
  • 「SS2 計算編」
  • 「SS2 出力編」
  • 「『SS2.5』『SS2 Op.1』解説書」
  • 「SS2 CSVファイル入出力」
  • 「耐震壁,柱脚の自動設計 解説書」
  • 「SS2 Ver.2.06機能アップ説明書,DP1(計算書出力ツール)」
  • 「SS2 3D作図解説書」
  • 「SS2 限界耐力 入力編」
  • 「SS2 限界耐力 計算編」
  • 「Op.F1,Op.F2」

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